後手後手
ちょっこっと
忙しくなってくると
もう映画も見れねー
ウツボも書けねー（言い訳）
とりいそぎ（急いでるとはいえねー３月更新…とほほ）
ミタ映画だけ
０７、２月に見た映画、たった５本（なれど…入魂だぜ）
『暗いところで待ち合わせ』（２００６／日本映画）
監督 天願大介 出演 田中麗奈 チェン・ボーリン
年とって眼が遠くなったせいか、
活字ばなれが進みすぎの私だが
乙一、という作家の小説は結構読んでいる。。。
好きなんだろな。
この映画の原作は乙一だ。
小説を読んだ時…映画にするとイイナ！とマジ思ったから
こいつぁ、待望の映画化であろう。。。
この映画の評価は世間では「高いぜ！」と
前置いてからおずおずと言うとする。
この映画には…小説の一番イイトコロが欠けてる。と思う。
↓ちょっとネタバレだけど
この映画は
眼の見えない一人暮らしの女性の家に、
彼女が知らない内に逃亡者が潜む話。だ。
彼女の…
居る筈のないモノの存在を感じたときの
圧倒的な恐怖。
そして、居る筈のないモノに安堵感を覚え、
人として受け入れてゆく幸福（に近い感じ）。
彼女とモノとの、
言葉も交わさず、触れもしない
交流の肌合いが
この小説の 絶！ なのだ、私には。
映画には…
「ソコに私じゃないモノが居る」…っていう
「怖さ」「幸福」が感じられない。
結局、画として眼にしない方が良かったのかも。。。
映画にするのに最も適してない小説だったのかも。。。
と、結論づけようとは思わない。
きっと極上の映画になる物語だ。。
『それでもボクはやってない』（２００７／日本映画）
監督 周防正行 主演 加瀬亮
面白い！引き込まれる！兎に角面白い！
もの凄く思慮深い脚本だよ。すばらし出来映えだよ。
と思った後に人によっていろんなことを思うでしょう。
（私はね、映画とはなんぞや…と思ったよ）
でもそれはそれ…
まず見るべき。見るべき。見てから話せばいい。
見る前に「題材が怖そう」と尻込みしてる方に。
感情的な映画じゃないよ！
楽しく冷静に見れる優れた娯楽映画、安心して見てね！
本当におもしろいから。
『VIVA JOE STRUMMER』
『ピクシーズ／ラウド クアイエット ラウド』
いじょう２本は音楽系ドキュメンタリ。
『悪夢探偵』（２００６／日本映画）
監督 塚本晋也 出演 HITOMI 松田龍平
言うコト無しっす。
塚本の塚本による塚本オペラ！
私は見続けるよ。アナタの映画を。
いつだってアナタは
アナタにしか撮れない映画を撮るんだもの。
唯一無二、塚本晋也。